文芸書の自費出版が続くこの間、
先生は恩師である山内得立先生から『ロゴスとレンマ』の英訳も頼まれ断られて
いました。
|
時間がないというのが一番の理由でしたが、自分の存在論とは違う難しさがあるともお聞きしました。『ハイデッガーの存在論』はドイツ語で書いた方がいいだろうかと言われていた先生にして慣れた同じ英訳でも語学(言語)上の壁があったようです。
一方で山田晶先生については安藤先生の言葉「中学生でもわかる論理で哲学書を、小学生にもでもわかる言葉で詩を」を書かれている。
今にして思えば山田先生もやはり将来翻訳して世界に発信することを想定してのことだったのでしょう。この三人お三方の哲学者のうちAIの発達・進歩で一番早く翻訳できるのは山田先生、次に安藤先生、そして山内先生という順になるのでしょうか。
続く