上の先生の教養についての証言者岩井充子さんもまた
自身天才少女詩人と言われた方です。
金子みすゞさんの詩が20歳を過ぎて書いたものであるに対して
岩井さんの詩は4歳の時に口にした言葉の詩集だと聞きました。
岩井女史と安藤先生との出会いは女史の同志社の助手時代のことで、
当時戦後の教員の免許更新(再教育)が立命館大学でもあり
そこでお会いしたそうです。
前述の髙山教授が見せてくださった安藤教授の英文の著作は
ARISTOTELE’S THEORY OFPRACTICAL COGNITIONであり
W.D.Rossの序文付きでMARTINUS NIJHOFF社から出版されたものです。
その索引を作られたのがMiss Nobuko Iwaiだったのです。
凡才の私がこれら天才といわれる方々との出会いに至った経緯を
いつかさかのぼることにします。(私を形成した恩師方の追憶です。)